外国人を雇用するメリットと課題

外国人雇用側のメリット

メリット1:労働力の確保
少子高齢化の影響で若い労働者が減少しています。
外国人労働者を雇用することで、企業が抱える労働者不足の問題を解決することができます。

メリット2:若くて優秀な人材の確保
ひらがな、カタカナ、漢字と3種類の文字を使い分けなければならない日本語は

習得が難しい言語の1つと言われています。
日本語を学び、さらには国を越えて働きたいという方は、優秀でバイタリティーの溢れているケースが多いです。
労働意欲が高く優秀な外国人労働者が、他の社員に良い影響を与え、活力が生まれたという事例もあります。

メリット3:海外進出の際に戦力になる
もし海外進出を考えているのであれば、その国の出身者を雇うことは非常に有効です。
現地の言葉だけではなく、その国の文化をよく知っていれば、情報収集やマーケティングを行う際に力強い味方となってくれるはずです。

メリット4:外国人ならではの発想による活性化
言葉も文化も違う外国人を雇用することで、日本人では思いつきにくい発想を社内に取り入れることができます。
新鮮な意見を取り入れることで、課題改善や新しい挑戦につなげることが可能です。

外国人労働者側のメリット

メリット1:健康保険などの制度が充実している
日本は基本的に、健康保険や雇用保険などの制度が充実しています。
この点が外国人労働者にとってのメリットとなります。
日本で働けば健康保険に必ず加入するので、年に1回健康診断を受けることができ

医療費を削減することが可能です。
また、会社によって内容は変わりますが、交通費が支給されるなどの制度も魅力的に映る要素です。

メリット2:トップクラスのサービスを学べる
日本の顧客対応は世界でみてもレベルが高いと言われています。
外国人労働者にとって日本のサービスを学べることはメリットとなります。
その他、意欲的な外国人労働者にとって、高度でやりがいのある仕事は魅力的です。
よって、単純労働だけでなく新しい仕事にもチャレンジできる環境であることが重要です。

メリット3:安定した雇用が期待できる
主に正社員雇用におけるメリットですが、日本では雇用関係を不当に解除されることは稀です。
ある日突然仕事がなくなる心配をしなくて済むこともメリットとされています。

外国人労働者を雇用するにあたっての課題

外国人雇用にはメリットが多々ありますが、その一方で課題もあります。
外国人労働者を雇用するにあたっての課題を事前に把握することで、対策を考えましょう。

コミュニケーションの問題
企業が文系外国人留学生に求める資質は
「コミュニケーション能力」が1位(55.8%)
「日本語力」が2位(49.6%)にあがっています。

コミュニケーション能力や言語力は、履歴書や資格だけでは見極めが難しいものです。
採用時に、面接を通した会話力を確かめなければ、業務を行うにあたってトラブルが発生する可能性があります。

特に、日本人は察する力が高く、「わかってくれるだろう」と細かく説明をしないことがあるために
認識のズレが生じることがあります。

労働者に日本語や文化の理解を求めるだけではなく
社内でも外国人労働者に歩み寄る呼びかけや体制づくりが必要になってきます。

文化や風習の違い
言語と合わせて知っておかなければいけないのが、文化や風習の違いです。
宗教上の理由から食べられないものがあったり、お祈りの時間が必要なことがあります。

外国人労働者を雇用する際は、事前に相手の育った国の文化やその人の信仰に関する理解を深め
社内でも協力を呼びかける必要があります。

雇用手続きの煩雑さ
最後は実務面での課題です。

外国人労働者を雇用する場合、募集方法や雇用手続き、入社後の手続きなどは日本人と異なります。
初めての場合は、ある程度の手間がかかるかもしれません。

ですが、弊社では技術・人文・ビザの取得サポートが可能です。
また特定技能ビザに関しても登録支援機関である弊社が企業様と協力して

申請・求職者の就職後のサポートも行います。
また内定後、日本入国までは弊社インドネシアの提携先で各内定者は日本語の事前学習を行った上で入国します。

人手不足で困っている…

外国人を受け入れてみたいけど、少し不安…などありましたら
ぜひ、お気軽にご連絡ください!

お問合せ-kib-japan.com

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